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出産祝いなども豊富 大将の君(夕霧)、女三の宮(前朱雀天皇の皇女)と紫の上を比較する・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」(英訳文・中国語訳付)茶道・茶道具97B 和書

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メーカー 2d736 発売日 2025-05-05 08:57 定価 25000円
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出産祝いなども豊富 大将の君(夕霧)、女三の宮(前朱雀天皇の皇女)と紫の上を比較する・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」(英訳文・中国語訳付)茶道・茶道具97B 和書

大将の君(夕霧)、女三の宮(前朱雀天皇の皇女)と紫の上を比較する・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」(英訳文・中国語訳付)茶道・茶道具97B_画像1 大将の君(夕霧)、女三の宮(前朱雀天皇の皇女)と紫の上を比較する・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」(英訳文・中国語訳付)茶道・茶道具97B_画像2 大将の君(夕霧)、女三の宮(前朱雀天皇の皇女)と紫の上を比較する・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」(英訳文・中国語訳付)茶道・茶道具97B_不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款 閉じる

不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款

大将の君(夕霧)、女三の宮(前朱雀天皇の皇女)と紫の上を比較する・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」(英訳文・中国語訳付)茶道・茶道具97B_「我君不遊有深意」漢詩文の落款 閉じる

「我君不遊有深意」漢詩文の落款

大将の君(夕霧)、女三の宮(前朱雀天皇の皇女)と紫の上を比較する・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」(英訳文・中国語訳付)茶道・茶道具97B_仙台藩医・木村寿禎の落款 閉じる

仙台藩医・木村寿禎の落款

大将の君(夕霧)、女三の宮(前朱雀天皇の皇女)と紫の上を比較する・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」(英訳文・中国語訳付)茶道・茶道具97B_断層画像写真 閉じる

断層画像写真

大将の君(夕霧)、女三の宮(前朱雀天皇の皇女)と紫の上を比較する・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」(英訳文・中国語訳付)茶道・茶道具97B_明石女御の出産(御帳台の中)復元模型 閉じる

明石女御の出産(御帳台の中)復元模型

大将の君(夕霧)、女三の宮(前朱雀天皇の皇女)と紫の上を比較する・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」(英訳文・中国語訳付)茶道・茶道具97B_右が紫の上、左が女三の宮の模型 閉じる

右が紫の上、左が女三の宮の模型

大将の君(夕霧)、女三の宮(前朱雀天皇の皇女)と紫の上を比較する・大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」(英訳文・中国語訳付)茶道・茶道具97B_左が柏木、右が夕霧(国宝・源氏物語絵巻) 閉じる

左が柏木、右が夕霧(国宝・源氏物語絵巻)

京都の公卿・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵

自筆「源氏物語」の「若菜(わかな)上」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。坪井九馬三・日下寛校訂『大館常興日記 一名公儀日記』(全6冊揃)明治31年吉川半七刊 室町幕府大舘尚氏日記 明治時代和本 大舘常興日記。

自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。伊豆日記 全3冊 小寺応斎画。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。☆E0127和本明治7年(1874)序国学神道「十一則拙藁」全1冊/亀卦川政隆序/古書古文書/木版摺り。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。■『自殺潜水艦』矢野徹著。山本燿也作畫。昭和42年雑誌「少年」3月号附録。敵味方問わず人命救助に精魂する米海軍潜水艦と日本軍の確執。。現在の今上天皇と系譜がつながっている。写本『敵討冨永伝記』(全10冊揃)江戸時代写本 和本。

 関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。★0349和本江戸期生野の変写本「風説大和錦(但州夢物語)」全5巻合1冊揃い/兵庫/古書古文書/幕末事件/手書き。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。花之跡 俳書 蟹守編 文政改元年戊寅秋八月跋刋。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。福永武彦・加藤周一・中村真一郎他『マチネ・ポエティク詩集 普及版』1948年 真善美社刊。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。希少★享和2年 「肥前長崎図」 文錦堂板 折畳古地図 出島 オランダ船 (管理53976527)。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。斎藤彦麻呂『百人一首嵯峨の山ふみ』(全3冊揃)文化13年山田佐助他刊 江戸時代和本 賀茂秀鷹、伊勢貞丈、本居宣長に師事した国学者。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。213-4平田弘史「和本それがし乞食にあらず」限定版44/50(紅書房/ドンコミク)。和本シリーズ⑭未読本(年数劣化若干)。(資料の記録は下記に掲示)

 出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。和本『本朝 画家落款印譜 上・中・下 3冊揃』  狩野寿信 大倉保五郎 明治27年。
 自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。近世木活字本 中山利質編輯『南木誌』(全8冊揃)文久2年虎杖園刊 江戸時代和本 楠木正成伝記。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。大鎧着初式 市岡太次郎。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。■日蓮聖人 涅槃図 (入滅図) 版木 & 木版摺り(4束200枚)当時物■日蓮上人 南無妙法蓮華経 木版画■仏教 佛教 美術■。また、各巻ごとの書かれた年については不明。エフ・ビー・マイヤー著 エフ・ジー・ハリントン訳『忠義なる家宰』明治30年 基督教書類会社 明治時代のキリスト教書。従って、応永五年とは、書き始めの年である。井上士朗短冊 あくまでも… 井上士朗。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。軍事資料 兵営図 銅版画★「近衛歩兵第三連隊真景」明治31年11月発行 明治18年設置 最終スマトラにて軍旗奉焼 貴重品。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。竹林派弓術集要/射術之部・射礼之部・総説・七道概論・射術細論・遠的概論・繰矢前・指矢前/日置流竹林派は特に堂射射法に優れる/絵入和本。


 大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。☆E0217和本江戸嘉永5年(1852)実録写本「敵討唱几ケ辻」天地人3冊揃い/古書古文書/手書き/出羽国平鹿郡樽見内村(秋田県横手市)。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門」を称する。増廣名家画譜 芥子園画傅 唐本漢籍 線装本 原書 検索:古籍善本 木刻本 木版画 排印本 武英殿本 聚珍版 宋版 彫版 支那 花箋 筒子頁 玉扣紙。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。伊達千広『大勢三転考』(全3冊揃)明治6年序刊 明治時代和本 国学者・紀州和歌山藩士の歴史書 古代から江戸幕府成立まで 日本史論書。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。★0015和本明治3年(1870)跋富士講「食行尊師不尽道歌三十六首解」全1冊/咲行三生/食行身禄/不二道/実行教/古書古文書/木版摺り。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。森春濤著 森川竹編 依田學海序『春濤詩鈔』(全6冊揃)明治45年文会堂書店刊 漢詩集 明治時代和本 森春涛。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。1916年 茶室庭園画帖 検索:茶道 茶会 露地 茶庭 茶事 蹲居 湯桶 石灯籠 飛石客石 手燭 踏石 御影石 不審庵 今日庵 妙喜庵 蜜庵 夢境庵 竹垣。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。甲賀流忍術概略/甲賀流忍術屋敷/木村利一/忍術/甲賀流の発祥地/忍術は何頃から始まったか/往古の甲賀武士/武将と甲賀武士の縁組。

 旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。即決1715(正徳5)年『和漢三才図会 武蔵、相模、伊豆 巻67』アンティーク江戸期和本寺島良安、日本地図、社寺仏閣、東京、神奈川、伊豆。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。古刀銘尽大全/古刀銘盡大全・8冊/仰木伊織/初心目利手引焼刃部類分・鍛冶系図・番鍛冶・刀剣見様之事・焼刃忠押形並彫物・中心銘押形。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。希少 初版 昭和14年【 兩國の秋 綺堂讀物集 】両国の秋 岡本綺堂 新編半七捕物帳 白蝶怪 シミシワ破れ劣化カビあり ボロボロ。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。鈴木万年『古代模様 やちぐさ 全』明治23年 文求堂蔵版 染織図案集 木版画譜 古美術品文様集 明治時代和本。


 出品した「源氏物語」は「若菜(わかな)上」の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。平部喬南『日向纂記』(全8冊揃)明治18年 荒武純太郎刊(宮崎県南那珂郡楠原村)明治時代和本 日向国史料 宮崎市 日南市 串間市資料。若菜の巻名は、「小松原末のよはひに引かれてや野辺の若菜も年をつむべき」に因む。鹿児島湾絵図 (仮題) 愛知県 大村氏書之。源氏の君の兄・朱雀院(前朱雀天皇)は六条院の行幸直後から体調を崩し出家しようとするが、後見人の居ない愛娘・女三宮の将来が心配で躊躇している。窪田空穂歌幅 東山寺々に… 窪田空穂。婿選びに思い悩んだ末、朱雀院は源氏の君に女三の宮を託すことを決心、源氏も承諾した。福井藩松平家旧蔵書 浅見絅斎『靖献遺言講義』(上下巻揃)寛延元年 風月堂荘左衛門刊 中国名士列伝 江戸時代和本。年が明けて二十三日、源氏の四十の賀が盛大に行われる。纂図附音増広古註千字文 李邏。二月に女三宮が六条院に降嫁した。小濱藩儒者奉行 山口春水書状 越前町/次郎兵衛 春水/花押(花押は印)。翌年三月には明石の女御(源氏の娘)が東宮(皇太子・後の帝)の男御子を出産。絵図 (城郭図) 山形県 出羽國 山形城 歴史資料 帳仕立て (レターパックライト発送)。それからしばらくして、突然冷泉帝が東宮(後の帝)に譲位した。1点限り!!■明治35年 ちりめん本 「団子をなくしたおばあさん」 No.24 ラフカディオ・ハーン (小泉八雲) 長谷川武次郎 弘文社 英語版 和書。一方、かねて女三宮の降嫁を切望していた柏木(内大臣の息子)は、その後も未練を残していた。『丸山家某家 所藏品入札目録』全328品〔紙本肉筆真作〕/検:鉄斎 刀剣 前茶 桂軸。三月末、六条院の蹴鞠(けまり)の催しに訪れた柏木は、飛び出してきた唐猫の仕業で上がった御簾の奥にいる女三宮の姿を垣間見てしまう。自然成道私記・胎灌頂私記 文安二年・文安三年寫 上州新田庄世良田山/長楽寺/金剛舜明(金資舜明)記。それ以降、柏木はますます女三宮への思いを募らせていく。吉行淳之介 詩集 吉行淳之介。源氏の君、39歳から41歳までを描いている。橘守部『心の種』(全3冊揃)天保7年序 岡田屋嘉七他刊 江戸時代和本 歌学書 国学者 和歌論 歌論書。


自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)」と娘・幾千姫(玉映)の落款(印譜)


自筆上部の「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。BB-4254 ■送料無料■ 正チャン文庫 ズク小僧 悪魔王退治他 読物 本 冊子 古本 古書 挿絵 大正 80g 印刷物 ●13冊 ●汚れ&破損有/くKAら。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。絵図 (城郭図) 茨城県 常陸國 下館城 歴史資料 帳仕立て (レターパックライト発送)。)

大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載

《「源氏物語」若菜(わかな)上の巻》
「若菜・上」の巻は英文で「New Herbs Part One」と表記されます。『再板絵本初心柱立』(全3冊揃)寛政6年 今井七郎兵衛他刊 江戸時代和本 動植物を描いた博物画譜 博物図譜 博物学。
《原本上部に「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」という、中国の皇帝が行幸しないのは莫大な行幸に費やすことを控える徳を讃えた「白氏文集」の漢詩文の落款が押捺されており、この漢詩文は「若菜・上」の原文中から引用されている。諏訪藩(高島藩)武鑑 肉筆 文化頃記。》

「額縁入自筆原本」



(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。赤復得楽帖   ◆貴重 /古書画。)

「自筆原本」

自筆下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。寛政・嘉永 水場の定 2枚で。

自筆上部のタテ長の印は、「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」は、
中国の皇帝が行幸しないのは莫大な行幸に費やすことを控える徳を讃えた漢詩文の落款。藤井高尚『大祓詞後々釈』永田調兵衛刊 本居宣長の祝詞注釈書『大祓詞後釈』を補正した江戸時代和本 神道資料 国学者。
反対側の印は仙台藩医・木村寿禎の落款

《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。名古屋市西区最新地図 西区役所編刊。》

自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款(印譜)


自筆が「古切」とされたのは江戸時代。杉田三郎助編『雲烟供養図録』(全4冊揃)明治12年後跋 蓬莱山堂蔵版 煎茶会図録 京都の古美術商山堂杉田竹香追善供養 煎茶道 中国文化。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載

(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。箋注倭名類聚抄・10冊/狩谷えきさい/明治16年/辞書研究史上の白眉・倭名類聚抄を底本とし各項目に和漢の古書を引用して考証を施したもの。


《「源氏物語」若菜・上(わかな)の巻》
《原本上部に「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」という若菜・上の原文中に引用されている漢詩の落款が押捺されている。図形璽印彙 印譜 金石篆刻 朱印存 書道 封泥 雅印 遊印 雅号印 石鼓文 篆印 官印 私印 将軍印 落款印 支那 唐本漢籍 呉昌碩 鄧石如 斉白石。》

《おほけなき》・・・・心にしもあらねと、
「み(見)たてまつるおり(折)ありなんや」
と、ゆかしく思ひきこえ給(たまひ)けり。馬術警策/露国陸軍少将・マホチーヌイ陸軍少将・高須治輔/明治18年/馬の外形・馬の取扱法・粗悪製の蹄鉄・内部疾病・外部疾病・騎馬行態度。
[13-3 柏木、女三の宮に執心]
衛門のかん(督)のきみ(君)も、 院に常に参り、親しくさふらひ
馴れたまひし人なれは、この宮を父帝のかしつきあかめたてまつりたまひし
御心おきてなと、詳しく見たてまつりおきて、さまさまの御定めありし
ころほひより聞こえ寄り、院にも、「めさましとは思し、のたまはせす」
と聞きしを、かくことさまになりたまへるは、いと口惜しく、
胸いたき心地すれは、なほえ思ひ離れす。『世継物語』河内屋八兵衛刊 江戸時代和本 和歌を題材にした中世説話集 平安時代和歌文学 栄花物語 宇治大納言物語。
そのおり(折)よりかた(語)らひつきにける
女房のたよりに、・・・・《御ありさまなと》


(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。『増広四書題鏡味根録』(全8冊揃)中国上海刊 唐本 漢籍。



(2)・自筆の「原文の現代語訳文」は次の通りです。不盡谷口傳(富士谷成章)吉川彦冨・山口高端筆受『かざし抄』(上中下巻 合本全一冊)明和4年序刊 江戸時代和本 国文学 挿頭抄。


《「源氏物語」若菜(わかな)・上の巻》
《明石女御(春宮・皇太子の正室)男子を安産にてご出産》

 《源氏の君、皇太子と明石女御の若君を大切にする紫の上について明石の君に話をする》

《大将の君(夕霧)、女三の宮(前朱雀天皇の皇女)と紫の上を比較して見る》

《この宮(女三の宮・前朱雀天皇の皇女)は、ご身分のほどを考えても格別のお生れで
いらっしゃるのに、とりわけ殿(源氏の君)のご寵愛があるでもなく、世間の手前をつくろって
いらっしゃるだけではないか、と内情をお分り申している。傍訓図解・銃猟新書・明治31年/傍訓図解・猟銃新書・続編・金丸健二郎商店の海山猟夫十文字信介・明治25年/日本初の猟銃指南書/村田銃/2冊。それにつけても、
特に大それた》・・・・・野心からというのではないけれども、いつかお目にかかる機会が
ありはしないだろうか、と大将の君(夕霧)は思いをお寄せ申すのであった
《三十五・猫が簾をひき開けその隙間から女三の宮の美しさに気づく柏木》
衛門督の君(柏木)も朱雀院に常々参上し、いつも親しく伺候していらっしゃった人なので、
この宮(女三の宮・前朱雀天皇の皇女)を父帝(前朱雀天皇)が大事にお育て申しあそばした、
そのお心づもりなどを詳しく存じあげていた。絵図 (城郭図) 奈良県 大和國 高取城(レターパックライト発送)。
そのころ、衛門督の君(柏木)にあれこれのご縁談のお取決めのあった時分から、
衛門督の君(柏木)も意中を申し出ていて、院(源氏の君)におかれても別にお気に
召さぬことと仰せになったわけではないと聞いていた。古筆了仲編『紫巌印章花押譜』江戸時代和本 大徳寺歴代高僧の印譜集 仏教書 仏書 臨済宗 禅宗 禅僧。
それなのに、院(源氏の君)の許にこの宮(女三の宮・前朱雀天皇の皇女)が降嫁されるという
このように思惑ちがいのことにおなりになったのは、まことに残念で胸も痛むような
心地がして、衛門督の君(柏木)は、いまだにあきらめられないでいる。虜愁記 直木賞 千葉治平。
衛門督の君(柏木)は、その時分からなじみになっていた女房のつてで、・・・・
《宮(女三の宮・前朱雀天皇の皇女)のご様子などを伝え聞くのを心の慰めにしていた。津阪東陽(津阪孝綽)『古詩大観』(全2冊揃)文政12年 彙文堂書店刊(京都) 明治時代和本 漢詩註釈書。》

備考・女三の宮(前朱雀天皇の皇女)と紫の上(桐壺天皇の兄、式部卿の親王)は、従姉妹関係の皇族にあたる。文政武鑑 新板改正 全4冊 須原屋茂兵衛版。

現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)

備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。日本書画落款印譜・4冊/杉原夷山編纂/大正8年/古今書画名家の名字・落款・花押等を蒐集しかつその略伝を加えたもの/北斎・永徳・良寛。
禁裏(京都御所)で書かれたものです。姑獲鳥の夏 京極堂BOX 魍魎の匣 魍魎の箱 クリアファイル 黒木瞳 椎名桔平 原田眞人 送料無料。


(2)・自筆の「英訳文」は次の通りです。中要秘胆弓要集/射形極意秘伝目録/弓道書弓術書・肉筆/文政五年/和装本。


《New Herbs Part One(若菜・上)》
Yugiri was not exactly consumed with longing and curiosity,
but he did hope that he might sometime have a glimpse of her too.
A frequenter of the Suzaku Palace, Kashiwagi had known
all about the Third Princess and the Suzaku emperor's worries.
He had offered himself as a candidate for her hand.
His candidacy had not been dismissed, and then,
suddenly and to his very great disappointment, she had gone to Genji.
He still could not reconcile himself to what had happened.
He seems to have taken some comfort in exchanging reports
with women whom he had known in her maiden days.


英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)



(2)・自筆の「中国語訳」は次の通りです。◆江戸時代 天保九年 婚礼百人一首倭織 女大学宝箱 教科書 長代大雑書万暦大成 易学 人相学 占い本。


《若菜・上》
夕有此感想,然不敢生非礼之念,但得三公主深可怜,
指望有一面。石原悌介撰 井上玄長校『蘭薬手引草』弘化2年序 博愛堂蔵板 江戸時代和本 西洋医学書・薬学書 蘭学 蘭方医学。再那个柏木督,一向常在朱雀院邸内出入,
与朱雀院十分昵,因此了解他疼三公主的心情。【希少/除籍本】江戸時代書林出版書籍目録集成 3冊セット 井上書房 和書/古書/慶應義塾大学付属研究所 斯道文庫編【ta01c】。
朱雀院替三公主婿,柏木知消息,自己也曾提出求婚,
朱雀院并不不当。勢州阿濃津之城図 (津城) 三重県津市内。后来三公主于嫁了源氏,柏木大失望,
心中十分悲,直到如今不能忘。@宋拓 雁塔聖教序 遂良 有正書局 検:碑帖 本拓本 墨拓 原拓片 碑刻 法帖 珂羅版 支那 法書道 善本 篆刻 旧拓 印譜 唐本 漢籍 王羲之 趙子昴。他那曾央三公主的侍女小侍从替他撮合,
在就从侍女那里探三公主的情况,聊以自慰,


中国訳文の出典:『源氏物(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)


「若菜・上の巻」原本の末尾(原本番号108-B)の印は、仙台藩第五代藩主・伊達吉村の正室・伊達貞子の押印

中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」若菜・上の巻の末尾(原本番号108-B)の押印。和州法隆寺藏 上宮太子像左右御子 聖徳太子二王子像 天保八年寫。
左下の四角の大きな印は仙台・伊達家の家紋の印(竹に雀)
家紋の上2つの印は仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)の印。高木文草稿 賜架書屋筆乗 高木文。冬姫は内大臣・通誠の養女。日置流・竹林派・巻物4本/寛永十酉年・鳴弦神秘・日置流射形一巻目録・長さ約5m・10m・15m・16m。
冬姫は通称。流星の道 (歌集) 与謝野晶子。正式な名は伊達貞子。呉昌碩 石鼓文 検:碑帖 拓本 墨拓片 原拓 漢碑刻 法帖 魏碑 珂羅版 支那 銘文 法書道 善本 篆刻 印譜 唐本 漢籍 王羲之 青銅器 金文 鐘鼎文。2つとも貞子の印。アンティーク、天文暦学書、星座図絵、星座早見盤、江戸期和本1699(元禄12)年『古暦便覧備考全4巻』授時暦、陰陽師、卜占、古暦、江戸暦。左端の写真は「若菜・上の巻」末尾の拡大写真。★希少★表紙ちりめん装丁「SWORD&BLOSSOM POEMS」(剣と花)三巻揃 無双帙付 彩色木版画入/古書 古文 挿絵 浮世絵 錦絵本 版画 送料無料!。
左上端の細長い落款は、「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」の漢詩文の印。聖書講義Ⅰ~Ⅷ 全八巻揃 岩波書店 矢内原忠雄 送料無料。漢詩文の右の2つの印のうち、下は出雲藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)の印。塚本邦雄歌幅 雲雀童子の歌 塚本邦雄。方子の上の印は方子の娘・幾千姫(玉映)の印。【稀少!江戸期流麗・繊細多数絵入古書】永平寺開祖來傳 珍品検武将武者木版画浮世絵仏教禅宗道元曹洞宗絵本公家武家僧侶甲冑絵本骨董書籍。右上の印は仙台藩医・木村寿禎の落款。昭和11年 帝国書院 国漢参考図録 検索:武道 武具 装身具 馬具 兵器武器 剣術 剣術 武鑑 兵書 戦陣 甲冑 鎧兜 弓箭 弓道 支那 武士道 殺人剣。右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。★0350和本江戸元治元年(1864)宗門人別改帳「河州古市郡大黒村宗旨御改帳」1冊/大阪府羽曳野市/古書古文書/手書き。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)


自筆の疎明資料等は、下記の通りです。茶湯弊帚記 全六巻・附録巻揃 松尾流茶道 松尾宗二述 享保七年壬寅仲夏序。



(Ⅰ)・上の写真右端は、高松宮「源氏物語」のうち「桐壺」の巻冒頭・(出典資料 別冊「太陽」「源氏物語絵巻五十四帖」(平凡社・刊)78頁。大洋・53冊・戦時資料/昭和15年から昭和18年/海軍航空隊特集/無敵潜水艦特集号/決戦の焦点ラバウル特集/山本五十六元帥追悼/比島決戦特集。筆者は近衛関白政家公。書畫大観 乾・坤 書画大観 大正6年発行 ※状態難あり 大型本4冊/小冊子1冊 計5冊。中央の写真は、応永五年(1398)の年号。名臣言行録 前後集 合本3冊 宋朱晦菴先生 朱熹撰。年号の左の印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)。完品 森鴎外 大村西崖『審美綱領』(全2冊揃)明治32年春陽堂 初版本 エドゥアルト・フォン・ハルトマン原著「美の哲学」編述書 明治文学。左の写真は、桐壺の巻の奥付。李園主人序『湖月百人一首操庫 全』天保8年甘泉堂梓 江戸時代和本 彩色木版画口絵2面入 源氏物語五十四帖図ほか。左大臣から関白に昇進した近衛基熙(もとひろ)公の花押。二条良基問 頓阿答『愚問賢注』寛永19年 武村市兵衛刊(京都)南北朝時代の歌論書 和歌問答 江戸時代和本。上下2段の花押のうち、上の印は。噫山本元帥/大本営海軍報道部推薦/昭和19年・10000部/米内光正・鈴木貫太郎・文/大東亜戦争海軍作戦記録画・藤田嗣治/山本元帥写真伝。出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)、下の印は仙台藩医・木村寿禎の落款(印譜)


「自筆の画像断層(MRI)写真」


(出品した自筆の「断層画像写真」(若菜・上の巻)MRI 34―97B
自筆下二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子(よりこ)と娘・幾千姫(玉映)の落款



「天皇の曽祖父・大炊御門宗氏の系図」「額縁裏面表記ラベル」
「近衛基熙の肖像」「後西院天皇主賓の茶会の記録」


1番上の写真は、第103代後土御門天皇と曽祖父・大炊御門宗氏の系図(公家事典303頁)
2番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。質物台帳 8冊一括 能味力之助(秋田県仙北郡大曲町) 明治大正 大曲警察署 風俗資料 質屋 質札 自筆 肉筆 日記 帳簿 骨董品。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
3番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
【天皇家・近衛家略系図の出典(淡交テキスト「茶会記」に親しむ・7)平成29年7月淡交社・刊行】
4番目の写真は、「日本史の茶道」千利休の孫・宗旦と近衛基熙の茶の湯の交流」120頁(淡交社刊)
5番目の写真は、近衛基熙が、御所で第111代・後西院天皇を主賓に茶会を開催した記録「公家茶道の研究」55頁(谷端昭夫・著)


「源氏物語」「若菜・上の巻」絵図、茶室関係資料

下記写真1番目は、「源氏物語屏風(若菜・上)」東京国立博物館所蔵

猫が開けた御簾(みす)の隙間から、柏木が女三宮を目撃する「若菜・上」の有名な場面



上から2番目の写真は、「淡交」別冊(愛蔵版・№71 『源氏物語』特集)

上から3番目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例




大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧所蔵(断簡)を出品
商品説明(来歴)大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の旧所蔵である。古沢岩美 裸婦賛 限定250部 著者用 洋画家 豆本 蘭繁之 木版画 装丁家 詩人俳人 作家 造本 立川広己 福沢一郎 麻生三郎 初版 書票家 美術会。近衛基熙は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を書いてある。1925年 王陽明 傅習録 新学会社 漢文 古籍 唐本漢籍 上下2冊 検索:支那 玉扣 善本 線装 木版刷 木刻本 筒子頁 殿本 套印 宣紙 白棉紙 内府。出品した大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに近衛家から出雲松江藩主・松平治郷(不昧公)の正室・方子(よりこ)に伝わり、方子の生家である仙台藩から同藩の藩医・木村寿禎に伝来していたものである。唐本漢籍 海上名人画譜 芥子園画傅 検索:支那 山水画 仕女図 折扇面 唐画冊 玉扣善本 木版刷 木刻 筒子頁 殿本 套印 宣紙 白棉紙 清朝 内府。

漢詩文原本自筆上部に「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」という漢詩文の落款が押捺されている。平野謙草稿 「日野啓三の時評」 平野謙。この漢詩は「白氏文集」の「離宮高」の漢詩に由来するものです。心理応用・魔術と催眠術/長春園主人著/明治36年/心理学上精神作用の試験をなし心理学の発達進歩を図りその真理を発見せんとするにあり。「若菜・上」の巻では、冷泉天皇が源氏の君の四十の賀にかこつけて、源氏の君の許に「行行」をしたいと思うが、これを聞いた源氏の君が辞退を申し出る。土地 武者小路実篤 岸田劉生装幀。自体の理由は、天皇の行幸には莫大な支出が伴うため、庶民の財を費やすことになるので天皇の行幸をいさめたものである。鉱業家要覧 大正4年 地質学 鉱物学 戦前明治大正 古書和書古本 N。原文の漢詩は、「白氏文集」の漢詩で、白氏は「天子(皇帝)の人(たみ)の財力を重惜するを美(ほ)むるなり」との名言を残している。江戸後期刊 五大尊種子 薬師十二神将/古文書 仏教美術 五大明王。源氏の君は、天皇が源氏の君を訪ねるために「世間の迷惑となるようなことをなさいませんように」という意味で語りかけたものです。松浦辰男(萩坪) 『芳宜の下葉』明治27年 宮崎八百吉刊 平田神道を学んだ国学者 桂園派の歌人。紫式部は「若菜・上の巻」を書くに際し、漢詩を熟読したうえで原文を書いていることがわかります。写本 新保磐根序「八日子之舎記」嘉永元年序 新潟県弥彦村「彌彦神社」祠官鈴木嘉内旧蔵書 神社 神道 国学。

漢詩の落款の意味原本上部の漢詩の落款は、「讃」と称されるもので、古来、掛軸の書画に第三者がお褒めの言葉を書き込むもので元々は自筆でした。洋学指針 蘭学部 尾張/柳河春三著。貴族から始まり藩主、あるいは高名な茶人や僧侶が書かれて、それが茶会の「掛軸」に装丁されて披露されておりました。西国三十三所・観音御詠歌略註/山田意斎叟述・宮田翠竹斎画/明治32年/観音経・観世音詠歌/和装本。 特に出雲・松江藩などの茶道の盛んな大名家の所蔵する自筆などに「讃」が付され、後に自筆に代わり、石刻による「漢詩」の篆書が「讃」として用いられました。原在泉『在泉習画帖』明治22年 田中治兵衛刊 木版画譜(絵手本)有職故実を能くした京都府画学校教授・日本画家 明治時代和本。 「茶事」は、「ヨーロッパの晩餐会(ばんさんかい)」とも言われます。珂羅版 皇甫君碑 南宋拓本 玻璃版 澄観閣 検:碑帖 墨拓片 原拓 書法帖 北魏碑 支那 法書道 善本 篆刻 印譜 唐本 漢籍 王羲之 石門頌 楷書。晩餐会では、「ワインを楽しむために行われる」ところも似ています。Y-0641 犬養木堂 注記本 古今鍛冶備考 3巻セット 雄山閣 昭和50年 山田浅右衛門 福永酔剣 限定500組。とりわけ、茶室に入って行うことは、床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)することです。新方丈記 内田百閒。茶道では「掛け軸は最高のごちそう」といわれております。1849年 英雄百人一首 嘉永2年 検索: 武道 武具 装身具 北斎 兵器 武器 刀剣 刀術 国芳 兵法 兵書 豊国 甲冑 鎧兜 弓道 支那 武士道 殺人剣。とりわけ、漢詩の落款は、ただ、古典の漢詩を入れればいいという単純なものではなく、たとえば、「源氏物語」の場合、原本の中に込められている紫式部が考えた知識を読み解くことにあります。柳原白蓮歌 名取春仙画幅 おもひきや… 白蓮画賛。「讃」の中に有名な白楽天の漢詩を単純に落款として入れたのではなく、紫式部が原本の中に白楽天の漢詩を読み込んでいることを知ったうえで漢詩を選んでおります。田能村小斎 (田能村順之助) 編『直入翁寿筵図録』(全3冊揃)明治14年赤志忠雅堂刊 田能村直入煎茶会図録 木版画挿絵多数入 明治時代和本。 落款の「讃」の元になるその原文の個所には、
「我君不遊有深意(わが君の遊ばざるは深意あり)」という漢詩文の落款が押捺されている。王羲之 快雪時晴帖 珂羅版 書道法帖 中華民国 検索:泰山金剛経 支那 印譜法書 金石篆刻 呉昌碩 拓本 摩崖石刻 羅振玉 黄庭堅 趙子昴 玻璃版。この漢詩は「白氏文集」の漢詩に由来するものです。☆E0225和本江戸慶応3年の書き入れ「新撰年表」全1冊/佐倉順天堂/清宮秀堅/蘭学/古書古文書/木版摺り。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために披露したものです。佐藤元伯(佐藤信景)著 佐藤信淵校『山相秘録』(全2冊揃)明治9年 明治時代和本 江戸時代の鉱山書 金山 銀山 銅山など。茶会の際に落款に記された由来を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。はつぞら (俳諧) 佳雄編。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。富士谷御杖『俳諧天爾波抄』(全6冊揃)文化4年刊 俳諧文法書 江戸時代和本 富士谷成章の子 国学者。


自筆の希少価値について自筆の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。1929年 支那 古建築 検索:生写真 佛塔 秦磚 漢瓦當 拓本 碑刻 牌楼 牌坊 箭楼 北平 満洲 清国 龍門石窟 故宮 道観 敦煌 北魏造像 行宮 寺廟。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「源氏物語」の文字が記されております。信濃英傑 佐久間象山大志伝 上下合本 明治15年 YAA1816。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。橘守部述 橘冬照撰『助辞本義一覧』(全2冊揃)天保12年須原屋茂兵衛他刊 国学者 国語学書 江戸時代和本 本居宣長批判書。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。漆器 木竹 螺鈿 図案 文様 紋様 図録 平脱 金銀絵 末金鏤 漱金 透漆 図様 彩漆 原色版 塗金 洒金 装飾 彫塑 蒔絵 沈金 蒟醤 彫刻 堆朱 鎌倉。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。蘇東坡 赤壁賦 検索:柯羅版 玻璃版 原色 支那 原拓片 北魏碑帖 法帖 法書道 印譜 漢籍 善本 古墨拓 碑刻石 瓦当 金石 篆刻 唐本拓本 王羲之。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。岩波其残撰評点印句集 信州諏訪俳人。撮影後、展示のために再表装をしております。@満洲 事変時 資料 検索:支那 朝鮮 台湾 関東軍部 総督府 国民党 張作霖 張学良 満鉄 奉天 抗日 日中戦争 蒋介石 GHQ 禁書 生写真 古地図。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。児玉果亭揮毫 田近竹邨序「小坂芝田印譜集」明治43年序 芝田艸堂刊 明治時代和本 落款 篆刻。

断層(MRI)写真従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。師語録 上下巻各二巻 寫本 曲直瀬道三著。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。零本 便々館琵琶麻呂撰 歌川貞景画『狂歌芸藍百人一首』天保3年/榎樹園蔵板か 6丁目まで存 江戸時代和本 絵入狂歌本。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。国文参考図鑑 検索:武道 武具 装身具 馬具 兵器 武器 刀剣術 装束 剣術 朝服 兵法 武家 女官 戦陣 甲冑 鎧兜 弓箭 弓道 支那 武士道 殺人剣。

寸法「源氏物語」自筆の大きさ タテ21.8センチ ヨコ12.8センチ。※企救乃濱松 小林愛宕喜寿祝歌集 筑前遠賀郡香月村生福岡県小倉酒造業屋号岩田屋安左衛門氏妻 二條基弘千家尊福下田歌子物集高見等献歌。額縁の大きさは タテ37.0センチ ヨコ28.0センチです。1939年 古今刀剣のしるべ 2冊揃 検索:武器 兵器 日本刀 剣道 武道 武具 馬具 装身具 弓箭 弓道 武士道 甲冑 殺陣 戦陣 刀鍔 範士 兵法 傅書。額縁は新品です。豊明り 可都美序 俳書。

「源氏物語」の自筆について1・筆跡の分析について
 国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。本朝武芸小伝・干城小伝/大日本武徳会/兵法・諸礼・射術・馬術・刀術・槍術・砲術・柔術・日本武芸列伝として最古のものである。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。Glp_339325 故実叢書 武家名目抄 職名部 巻一~巻九 塙検校保巳一.編/今泉定介.編。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。『写景学講本』明治時代和本 石版画20枚入 西洋絵画法 図法幾何学 透視図法 透視法 画図教科書 西洋絵画 洋画 デッサン 素描。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。美濃国絵図 (大図) 制作者等不明。

2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。実戦刀譚/日中戦争軍刀修理班・成瀬関次/昭和16年/日本刀・軍刀の実像を検証した唯一の貴重な資料・現行の軍刀外装の疑問点を考察した書。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。三遊落語八笑人 三遊亭円朝編 晴方 芳年等挿絵。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。董其昌 翰香館 拓本 法帖 経折本 検索:王右軍 柯羅版 玻璃版 支那 原拓片 北魏碑帖 法書道 印譜 漢籍善本 古墨拓 碑刻石瓦当 金石篆刻 唐本。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。@1937年 土匪村行脚 初版 検索: 支那 生写真 中華民国 軍閥 国民党軍 古建築 流民 総督府 憲兵 白黒写真 巡捕 租界 洋行 偽軍 馬賊 満洲国。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。石川丈山『覆醤集』(上下巻揃 合本1冊)寛文11年林庄五郎開版 漢詩集 江戸時代和本。

3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。☆E0007和本江戸天明2年(1782)序儒者随筆写本「駒谷芻言」1冊/松村梅岡/古書古文書/手書き。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。書簡 木村武山 田所登 宛 軍事 資料 友部航空隊。

4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。明治廿七八年・日清戦史・2冊/参謀本部/旅順半島の作戦・旅順口の攻略・旅順半島清国軍の行動・軍の後方及内地に於ける施設/日清戦争。母は後水尾天皇皇女女二宮。土佐秀信画『増補仏像図彙』(2冊=巻2+巻5)寛政8年 上田卯兵衛他刊 江戸時代和本 仏教美術 仏画集。実母は近衛家女房(瑤林院)。並木舎五瓶(初代並木五瓶)著『誹諧通言』文化年間刊 江戸時代和本 洒落本 吉原遊郭ほか花街・遊郭・花魁・遊女に関係する語彙集。幼名は多治丸。★A13和本文政11年(1828)栃木古記録「日記(仮題)」1冊/天気/古書古文書/手書き。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。河鍋暁斎・小林聖湖挿絵多数入 中村頼治増補『頭書増補 絵本太平記』(13冊セット)明治16年東京同益出版社刊 一部彩色木版画入。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。★0390和本江戸元治2年(1865)「五家失徳」全1冊/徳川斉昭/水戸/古書古文書/手書き。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。書画鑑定指針 落款 印譜 検索: 書道 印存 封泥 篆刻 石鼓文 篆字 朱印 羅振玉 花押 支那 印章 雅印 遊印 法帖碑帖 拓本 古墨 珂羅版 鐘鼎文。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。伊勢門水自画賛幅 高砂末広 伊勢門水。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。曲亭馬琴著 渡辺小華他画『羇旅漫録』(全3冊揃)明治19年 須原鉄二刊 明治時代和本 紀行随筆集 京都・大阪案内。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている

HP近衛基熙・旧所蔵「源氏物語」自筆を出品いたしました。絵図(城郭図) 茨城県 常陸國 土浦城(レターパックライト発送)。出品以外の所蔵品を紹介した出品者のホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。即決 天文暦学書、明治期和本1883~1897(明治16~30)年16冊合冊『太陽暦 略本暦 おばけ暦』八卦、卜占、陰陽師 、二十八宿、略本暦。

ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。樗良自畫賛雪中山水圖 三浦樗良。


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