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【海】中国美術　清末民国期　龍鳳陶大皿　在銘　骨董品　時代品　美術品
古伊万里染付蛸唐草文、磁器の中鉢です。有田　伊万里　武士と馬の絵柄の陶器壺。\r\r中鉢の胴には目一杯に「蛸唐草（たこからくさ）」文が、その下の高台脇に向かう裾には連続する規則的な「コの字」文（名称？）が、また、見込みの縁には「四方襷（よもだすき）」文、底には「松竹梅」文が、手書きされています。萬古焼 徳利や一輪挿しに。\rネット上には、江戸後期〜末期の古伊万里磁器の中に、出品と同じ組み合せ文の染付蕎麦猪口が少なからず見られます。得如◇李朝陶器□鶏竜山□鉄絵□鴛鴦盃おしどり 鶏龍山 韓国/朝鮮◆金浩龍□耳盃。出品の中鉢も同時期のものだと思われます。古九谷赤絵大鉢飾り皿。\r\r「蛸唐草」文は、強い生命力、途切れなく伸びていく様子から「繁栄・長寿」を意味するとされています。オールドノリタケ　アールデコレディ ラスター彩　ピントレー　小物入れ。「コの字」文は、単純そのもので裾に描かれ目立ちませんが、鉢をひっくり返すと、主の「蛸唐草」文を引き立てる効果的なコントラストであることが分かります。時代物　加藤春岱　茶碗/MT--3。次に説明する「四方襷」文と同じ役割の日本（？）の文ではないでしょうか。中国 仿古 青磁 鴨 蓋物。「四方襷」文は、器の主となる絵文様を引き立てる連続する背景文様とされますが、１４世紀中期中国の元時代の染付に用いられて以来、明時代には多用され、それが古伊万里などの背景地文に応用された、と説明。中国明時代染付(青花)お壺。\r「松竹梅」文は、それぞれ独立した植物ですが、松は長寿と繁栄を、竹は節度と強さを、梅は純粋と耐え忍ぶ心を象徴するとされ、古来、日本人の価値観や美意識の象徴として愛されてきた植物、と説明されています。中国美術 四喜紅将軍缶 景徳鎮 陶磁器 装飾品 現代工芸品 美術品 置物。\r\r出品の染付中鉢のいずれの文も、吉祥を招く目出度さを彷彿とさせるものです。伊賀焼　耳付水指　井村侊生　　#3301。中鉢には、製造時に生じた小さな黒褐色の点（フリモノ）やピンホール（大の凹み）が所々に見られますが、貫入やニュウなどの傷はほぼありません。九谷　三代　徳田八十吉　正彦銘　碧彩釉　香炉　共箱。使用時に生じたと思われる汚れ、欠けやヒビなどの損傷はほとんど見られず、良好な状態の美品と言えると思います。【海】江戸期　白薩摩　花鳥文花瓶　在銘　骨董品　時代品 美術品。\r\r大きさ（㌢）重さはおよそ次の通りです。内田鋼一　加彩ボウル。\r高さ６．７、高台０．４、高台径５／\r口縁外径１４．５、内径１４．３／\r重さ２１０㌘／\r\r出品の古伊万里の中鉢は、描かれた吉祥文もさることながら、中鉢としては肉厚の薄さが特徴的な染付磁器です。中国明時代晩期染付お皿3点。汚れや損傷はほとんど見られず、良好な状態の美品です。緑色の陶器製浅皿。食卓に出す染付蛸唐草文の一鉢にどのような料理を盛り付けるか、思いを巡らしていただけると幸いです。池田省吾 粉引染付ぐい呑み。